面接の身だしなみ　～女性編⑤　メイク～

面接の身だしなみ　～女性編④　髪形～の続きです。
男性の方は面接の身だしなみ　～男性編①　服装～を参照してください。

■メイクの基本

全体的に、ナチュラルメイクを心がけます。
ここで説明するものはあくまでもメイクの基本ですので、血色良く見え、かつ派手でない清楚なイメージで、自分に似合うメイクを心がけてください。
ポイントは、清潔感があって健康的に見えることです。

●ベースメイク
ベースは、自分の肌の色に近いものを選びましょう。
顔と首の色が違わないように気を付けましょう。
ニキビやクマなどはコンシーラーでカバーしてください。

ファンデーションを厚く塗りすぎないように注意しましょう。
また、ラメ入りのベースは避けた方が良いでしょう。

●アイシャドウ
アイシャドウはラメやパール系、原色のものを避け、ブラウン系やベージュ系などナチュラルなものを使用します。
あまり濃くならないように注意しましょう。

●マスカラ
まつ毛はビューラーで自然にカールさせ、髪の色に合わせて黒または濃茶色のマスカラを使用します。
ボリュームタイプよりもロングタイプの方が自然な印象になります。

パンダ目にならないように、落ちにくいマスカラを使用するか、マスカラの上にマスカラコートを塗って、にじみを防止してください。
下まつ毛にはあまりマスカラを塗らないようにしましょう。

ダマにならないよう、マスカラブラシについた余分な液を容器の縁で落としてから塗り、乾く前にマスカラコームを使用するときれいに仕上がります。
また、つけまつ毛はNGです。

●アイライナー
アイライナーも髪の色に合わせて黒または濃茶色を使用し、まつ毛の間を埋めるようにできるだけ細く引いてください。
目を囲むようなラインは派手な印象になるので、下のラインはできるだけ引かない方が良いです。
下のラインを引く場合は、目尻のみに自然な感じで引いてください。

●アイブロー
アイブローも髪の色に合わせて黒または濃茶色を使用してください。
ただし、黒髪に合わせて黒のアイブローを使うと不自然に見えてしまう場合があるので、その場合は濃茶色や濃いグレーを試してみてください。
太すぎず、細すぎず、自然な柔らかいアーチを描きましょう。

●チーク
チークはオレンジ系やピンク系を使用し、笑った時に一番高くなる場所に薄く入れます。
オレンジ系を選ぶと知的な印象に、ピンク系を選ぶとかわいらしい印象になります。
濃くならないように注意してください。

●リップ
口紅は鮮やかすぎる色味を避け、ナチュラルなオレンジ系やピンク系、ベージュ系など自然で健康的に見える色を選んでください。
リップクリームやリップバームで自然なツヤ感を出すと良いでしょう。
グロスはツヤが出すぎてしまうので、なるべく使用しないでください。
チークと口紅の色を合わせるとナチュラルな仕上がりになります。

その他の身だしなみについては、面接の身だしなみ　～女性編⑥　その他～に続きます。

以上、『面接の身だしなみ　～女性編⑤　メイク～』でした。