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再応募ってできるの?


■一度不採用になった企業の求人に応募したい

転職活動を行っていると、過去に応募して不採用になった企業が、再び求人を出していることがあります。
一度応募したくらいなので、再びその求人に魅力を感じることも多いでしょう。

このような求人に、再応募することはできるのでしょうか?
結論から言えば、前回の応募からの期間によっては、再応募は可能です。

転職の世界では、「前回の応募から1年以内は、再応募してはいけない」という暗黙のルールがあります。
この1年という期間はあくまでも目安で、企業によってまちまちですが、半年~3年の期間を設けているところがほとんどです。

同じ企業の求人でも、募集するポジションが異なっていて、あなたの経歴がそのポジションにぴったり当てはまるというようなケースであれば、期間を置かずに応募しても差し障りありません。

しかし、それ以外の場合は、前回の応募から1年以上経過するまでは、再応募しても無駄になることがほとんどです。

不採用になるには、必ず何か理由があります。
1年も経たないうちに、その理由を取り除くことは、ほとんど不可能です。

また、1年以上経過していたとしても、前回と何も変わっていなければ、結果は同じです。
多くの企業は、応募者の情報と不採用の理由をデータベースに残しています。
再応募する際は、不採用になった条件をクリアしておく必要があります。

不採用になった理由が、年齢や学歴、転職回数など、改善の余地がないものであった場合は、再応募しても受かる可能性は低いでしょう。

しかし、不採用の理由が経歴やスキルが足りないといった理由で、他社で実務経験を積んだり、新たに資格を取得するなどして、企業から見て、前回の応募時よりも魅力的な人材に成長できているのであれば、再応募する価値は十分あるでしょう。

また、自分から内定を辞退した場合など、自分の都合で入社を断った企業への再応募は、心象が良くないので、一般的に難しいとされています。
しかし、一度企業が採用を決めた人なので、能力自体は高く評価されており、受かる可能性もあります。

ただし、どんなに優秀な人材であっても、内定を辞退したときの態度や理由が、礼節を欠いたものであった場合は、採用は難しいでしょう。

このように、再応募における状況は、転職希望者や企業によって大きく違います。
転職エージェントに紹介された案件が、以前自分で応募した求人だった場合は、まずは転職エージェントに相談してみましょう。

以上、『再応募ってできるの?』でした。


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