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簡潔かつ中身のある受け答え②


簡潔かつ中身のある受け答え①の続きです。
面接官の質問に対して、簡潔明瞭に答えるために最も重要なポイントとは何でしょうか?

最も重要なのは、「結論→理由→結論」という順番で話すということです。

結論から話す、というのはビジネスの会話では基本です。
理由から先に話して最後に結論を話すと、途中で話がそれてしまったときに結局何が言いたかったのかわからなくなる場合があります。

しかし、結論から先に話しておくと、もし途中で話が少し脱線してしまっても、最も伝えたいことを最初に伝えているので、内容がブレにくくなります。

「だったら、結論→理由だけでいいんじゃないの?」と思われてしまうかもしれませんが、最後にもう一度結論を話すのには理由があります。

心理学の法則に、ピークエンドの法則というものがあります。
これは、人のあらゆる経験の印象は「最高」と「最後」で決まるというもので、つまり、人の印象に強く残るのは「最も盛り上がったとき」と「最後」であるというものです。

「終わりよければすべてよし」ではありませんが、最初に結論、その後に理由を述べて、最後に結論をもう一度述べることで、話の内容が的確に伝わるだけでなく、結論を印象に残すことができます。

ただし、短く簡潔に答える必要がある質問に対しては、「結論→理由→結論」で答えると、くどい印象を与えてしまうので、「結論→理由」で終わらせても構いません。

例えば、「結論→理由→結論」という順番を意識すると、次のような回答になります。

例1:在職中(退職日未定)で就業可能日を聞かれた場合

×「1日でも早く御社で働かせていただきたいと思っておりますが、今の会社の就業規則では、退職届は退職日の1ヶ月前に提出しなくてはならないとされており、業務の引継ぎもありますので、7月上旬ごろから就業可能になると思います。
内定をいただいてからの調整になりますので、正確な退職日は未定です」

→もともと7月上旬と曖昧な上に、ダラダラと説明した挙句、回答の最後で「未定」と言ってしまうと、結局いつなのかわからないという印象だけが残ってしまいます。

◎「5月中に採用のご連絡をいただければ、7月1日から就業可能です。(結論)
内定をいただいてからの調整になりますので、正確な入社可能日は未定です。(理由)
今の会社の就業規則と、業務の引継ぎを考慮いたしますと、内定のご連絡から約1ヶ月後に就業可能となる予定です(結論)」

→正確な日付は未定でも、「いつまでに連絡をもらえばいつから働ける」ということ(結論)を最初に明示し、内定をもらってから調整をする旨(理由)を伝えます。
最後にもう一度、いつから働けるか(結論)を違う言い回しで説明することで、就業可能日が確定していなくても「具体的にいつから働けるか」が明確になります。


また、理由などを複数列挙する場合は、「結論→理由の個数→理由1→理由2→…→結論」という形にすると、聞く側もスムーズに内容を把握できます。

例2:理由などを複数列挙して述べる場合

「私は○○だと考えております。(結論)
理由は2つあります。(理由の個数)
1つめは~、2つめは~。(理由1、理由2)
以上の理由から、○○であると判断します(結論)」


以上、『簡潔かつ中身のある受け答え②』でした。


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