面接結果は問い合わせても良い？　～前編～

■連絡が来ない＝不採用？

面接が終わって、企業からの連絡を待っている結果待ちの期間は、不安と期待が膨らむでしょう。
志望度が高ければ高いほど、そして、連絡までの期間が長ければ長いほど、この不安は大きくなりますよね。

一般的に、「面接後の連絡が遅い」「面接を終えてから2週間も経つのに、選考結果の連絡が来ない」というような場合は、採用の望みは薄いことが多いです。

面接結果の連絡はいつ？どのように？　～前編～でも述べたように、選考通過や内定の場合は、電話で速やかに連絡が来る場合がほとんどですが、不採用の場合は郵送で通知されることも多いので、その分連絡が来る時期は遅くなります。

また、採用担当者の業務の都合上、不採用の人が出たらその都度連絡するのではなく、ある程度不採用の人数が溜まってから、まとめて不採用通知を作成・送付する場合も多いので、連絡が遅くなることもあります。
中には、不採用の場合、連絡なしで済ませてしまうような不誠実な企業もあります。

ただし、結果の連絡が遅いからといって、100%不採用とは限りません。
最終的に合格となる場合でも、同レベルの候補者がいて選考が揉めている場合や、他の有力候補者の面接を待って判断するために、合否の決定が遅くなり、結果的に連絡が遅くなっている、という場合もあります。

基本的に、面接を受けた側は、選考結果の通知をただ待つしかありません。
結果待ちの期間はとても不安になりますが、面接時に伝えられた期日以前に問い合わせて結果を催促することは控えましょう。
事前に結果連絡の期限が定められていない場合でも、選考に時間がかかっている可能性を考え、少なくとも10日～2週間程度は待ってください。

結果待ちで不安になる時間があるのならば、その企業が不採用だったときに備えて、その期間を次の転職活動の準備を進める時間にあてましょう。

長くなりましたので、実際に選考結果を問い合わせる時期や注意点等は、面接結果は問い合わせても良い？　～後編～で説明します。

以上、『面接結果は問い合わせても良い？　～前編～』でした。