訪問は約束より早くても遅くてもダメ　～前編～

面接の時間に遅刻するのは厳禁ですが、早すぎる訪問もマイナスの印象を与えてしまいます。
たまに、約束の30分以上前に会社を訪問する人がいますが、これは面接官の都合を無視しているため、完全にマナー違反です。

面接官は、本来の仕事を行っている中で面接のために時間を割いていますし、応募者を待機させるための部屋も確保しなくてはならなくなります。
面接官のスケジュールを無視して迷惑をかけることのないよう、訪問は早くても約束の時間の10分前程度にしてください。
ただし、午後1時の約束では、昼休みの邪魔をすると面接官の感情的に印象を悪くするので、5分前程度にしましょう。

このとき、約束の時間の5～10分前に会社に到着するように出発するのではなく、時間に十分余裕を持って出発するように心がけてください。

目標としては、最低でも約束の時間の30分前には到着するようにしましょう。
会社が乱立しているビジネス街では、意外と目的の会社を見つけにくいこともあり、最寄駅には時間通り到着しても、道に迷って遅刻してしまうことがあります。
早めに到着するように出発し、必ず事前に会社の位置を自分の目で確認するようにしてください。

会社の位置を確認した後は、近くの喫茶店等で資料の見直しをする等して時間を潰しましょう。
会社の周りの雰囲気を知ることもできるので、面接に対するモチベーションも上がってきます。

ここでトイレを済ませ、身だしなみを整えておきます。
店を出る際に携帯の電源も切っておくと良いでしょう。
約束の時間の5～10分前になったら、面接会場となる会社の受付を訪ねるようにします。

大きな建物に入っている企業では、建物の入り口への到着からその企業の受付までが遠く、面接会場にたどり着くまでに時間がかかってしまう場合もありますので、その企業の受付を訪問する時間が約束の時間の5～10分前になるように調整してください。

約束の時間に遅れそうになったときのマナー等については訪問は約束より早くても遅くてもダメ　～後編～に続きます。

以上、『訪問は約束より早くても遅くてもダメ　～前編～』でした。